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ATOMIC 2019-20 NEW MODEL SKI REPORT VOL.4[BACKCOUNTRY MODEL]

 

 

バックカントリーブーツ、
ホークスウルトラXTD、バックランドがリニューアル!

 

アトミックのバックカントリー用のブーツは、アルペンブーツ系のホークスウルトラXTDと、完全にツアー専用に設計されたバックランドのふたつのシリーズがある。今季は、これら両シリーズともニューモデルが登場。さらに魅力的なラインナップになった。
滑走性能を重視するならホークスウルトラXTDシリーズがいい。ホークスシリーズが誇る98㎜ラストの優れたフィット感、パワー伝達性に優れた構造が特徴。今季よりソールがグリップウォーク対応に変更。基礎スキーからバックカントリーまで、山を幅広く楽しめるモデルになった。
一方、バックランドシリーズはフルモデルチェンジ。タングを無くした新構造、BOAシステムを採用。さらなる軽量化を果たし快適なハイク機能を進化させ、同時に高性能のダウンヒルパフォーマンスを実現している。
スキーでは、ツアー用のラインナップがバックランドシリーズ。センター幅は78㎜から117㎜までユニセックス5機種、女性専用モデルを2機種ラインナップ。驚くほど軽量ながら、登坂性能に優れたモデルからパウダーに対応したモデルまで、用途に合わせて機種を選ぶことができる。

 

 

<ホークスウルトラ XTD 130>

 

 

アルペンモデルの優れたホールド力を発揮

 

アトミックの代表的なブーツ、ホークスウルトラの98㎜ラストの優れたホールド感と自在な操作性を生み出すパワー伝達性能、そしてツーリングモデルの軽量性と優れた歩行性能を融合したモデルが、ホークスウルトラXTD(エクステンド)シリーズだ。
今季モデルはソールがグリップウォーク対応になり、テックビンディングはもとより、グリップウォーク対応アルペンビンディングにも合致するので、ゲレンデとバックカントリーを両方楽しみたい人には理想的なモデルだといえよう。
ホークスウルトラXTD 130は、シリーズ最上級モデルで、フレックス130はエキスパートの滑りをしっかりとサポートしてくれる。重量は、26㎝で1442gと非常に軽く、ハイク時の疲労を軽減してくれる。
また、ホークスウルトラXTDシリーズには、シェル、インナーブーツともに、熱成型可能なメモリーフィットを採用。優れたフィット感を実現する。

 
 

《impression》
インナーがリニューアルして足裏感覚がアップ
by 児玉 毅

「ホークスウルトラXTDは、他のブランドのバックカントリー用ブーツに比べて、ブーツのモールド自体がアルペンブーツと同じ型を使っているので、滑走性能を重視しているのが特徴です。シェルは熱成形可能なメモリーフィットを採用し優れたフット感を提供します。今季ニューモデルの特徴は、まずグリップウォーク対応になったこと。そして、インナーブーツもアップデートされ、厚みが増してフィット感が良くなり、ソール部分から熱成型を外して足裏感覚が良くなっています。ヒンジ部分の摩擦が少ない構造を採用し、ウォークモードにしたときの、可動域が広く足首のスムーズな動きを生み出しています」

 

 

<バックランド カーボン>

 

 

ツアー専用モデルが大幅に進化。ハイク機能が強化され、さらに快適に

 

バックランドシリーズの最高峰モデルが、バックランド カーボン。今季はモールドを一新。まったく新しいモデルに生まれ変わった。
最大の変更点は、タングのない新しい構造を採用し、ダイヤルを回すことで簡単にフィット感の調整ができるBOAクロージャーシステムを導入したことだ。
タングを失くす代わりに、ヒンジ領域とカーボンスパインを補強し、インナータングを強化。カフも15㎜高くすることで、スネのフィット感とパワー伝達性能がさらに高くなり、扱いやすさを向上。タングがなくても優れたダウンヒル性能を発揮する。
BOAシステムは、フットホールドの調整が簡単なだけでなく、優れたラッピングも提供。バックルがなくなったことで軽量化にも貢献している。重量は26㎝で1092gと超軽量。摩擦抵抗の少ないカフピボットを採用し、スムーズで快適なハイクが楽しめる。
さらに、すべてのバックランドシリーズのシェルとインナーブーツには、熱成型可能なメモリーフィットを採用し、極上のフィット感を味わえる。

 

《impresson》
フレックスに粘りが出て、ウォークモード時の可動域も拡大
by 児玉 毅

「タングを外すとどうしても剛性が落ちてしまうのですが、このモデルはフレームの横と後を強化することで剛性を確保しています。昨年までは、足首のフレックス感に芯があるような変な硬さだったのですが、いい感じの粘りが出ています。今までよりしなやかなのですが、後ろと横の部分が強い、滑り心地のいいブーツに仕上がっています。ウォークモード時は、前後の可動域がさらに広くなり、特に後に動くようになったので、すごく扱いやすくなりました。重量は、実際に履いてみると、驚くほど軽量です」

 

 

 

<バックランド95>

 

 

超軽量構造を採用したツアー向けスタンダードモデル

 

 

センター幅95㎜のバックランド95は、シリーズ中の定番モデル。登り80%、下り20%の登り重視のパフォーマンスが特徴。ウルトラライトウッドコアを採用し1370g/177㎝と非常に軽量。カーボンバックボーンが優れたグリップ性能を発揮し、HRZN テックチップがパウダーでの浮力を増加させ安定した雪面ホールド力を発揮する。

 

 

 

<バックランド107>

 

 

軽量ながら優れたダウンヒル性能を発揮

 

 

センター107㎜のファットスキーでありながら、ウルトラライトウッドコアなどの軽量構造により、1550g/182㎝の超軽量を実現。フルサイドウォールのサンドイッチ構造を採用し、優れたエッジグリップ力を発揮。歯切れの良い滑りが可能。軽量モデルながら優れたダウンヒルパフォーマンスを発揮する。カーボンバックボーン、HRZN テックチップ採用。

 

 

児玉 毅(こだま たけし)
1974年生まれ、北海道札幌市出身。幼い頃よりスキーに親しみ、1993年に三浦雄一郎&スノードルフィンSS入門。2000年にアラスカ マッキンリー山頂、2004年にはヒマラヤ メラピーク山頂からの滑降を成功。現在は世界中を旅しながら滑ることをライフワークにしている。アトミックスキーアドバイザリースタッフ。

 

お問合せ先
アメアスポーツジャパン(株)アトミック
TEL:03-6831-2713
https://www.atomicsnow.jp/

 

文・写真:辻野 聡

 

 
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